【大阪駅 徒歩5分、西梅田駅 徒歩1分】ミライ歯科クリニック 大阪梅田院 | 年中無休・土日も診療

親知らず

MENU

多くの方が親知らずの痛みや腫れに悩まされ、「抜歯すべきか迷っている」「どんな治療が必要なのか分からない」と不安を感じています。

親知らずの問題は正しい知識と適切な治療で解決できますが、抜歯が必要かどうかは痛みの原因や歯の生え方、隣の歯の影響を総合的に判断する必要があります。

このページでは、親知らずの基本的な構造から痛みの原因、抜歯が必要なケースと不要なケース、治療の流れまで詳しく解説します。
抜歯後の注意点も含めて、安心して治療を受けるための情報をお伝えします。

親知らずとは

永久歯の中でも最も奥に生える歯を親知らずと呼びます。
この歯は上下左右の奥歯にそれぞれ1本ずつ、合計4本あります。
親知らずの正式名称は第三大臼歯で、17歳から25歳頃に生えてくることが一般的です。

ただし、遺伝的な要因や顎の発育状態によって、親知らずが生えてこないケースや歯並びが複雑になりやすく、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。

親知らずの構造

親知らずの根の形は、ほかの奥歯とは大きく異なる特徴があります。
通常の奥歯と比べて不規則な形をしており、複数の根が入り組んだ複雑な構造をしています。

また、歯が生える場所にも特徴があります。
最後に生えてくる歯である親知らずは、生えてくるタイミングですでにあごの骨の中に十分なスペースがないことが多いです。
そのため、歯が骨の中に埋まったままの状態(埋伏智歯)になったり、途中まで生えた状態(半埋伏智歯)になったりすることがあります。

このような生え方をすると、歯ぐきの炎症や智歯周囲炎を引き起こすことがあり、隣の奥歯にも悪影響を及ぼすことがあります。

親知らずの痛みの原因と症状

親知らずに痛みが生じる主な原因は、歯ぐきの炎症です。親知らずは歯ぐきに一部が覆われた状態で生えることが多く、その部分に汚れがたまりやすいため炎症を起こしやすい特徴があります。このような炎症を智歯周囲炎と呼び、20歳前後の若い世代に特に多く見られる歯科疾患です。

親知らずによって引き起こされる症状はさまざまですが、最も多く見られる症状は、食事のときの痛みと歯茎の腫れです。 歯を使って噛むたびに痛みを感じたり、周辺の歯ぐきが赤く腫れたりします。

智歯周囲炎が進行して周りの組織やあごの骨にまで広がると、顔の腫れや口が開けづらくなるなどの症状が現れます。症状が悪化すると、歯ぐきの腫れが広がって頬の部分まで腫れることがあり、発熱を伴うケースもあります。症状がさらに進行すると、口を開けることが難しくなります。

このような状態になった場合は、化膿どめや痛み止めの薬を服用し、うがい薬も併用しながら炎症を抑えます。その後、歯ぐきの被さった部分を切除する治療を行うケースもあります。親知らずが横向きに生えているなど、生える方向に問題がある場合や、炎症を繰り返す場合は、抜歯による治療が望ましいとされています。

親知らずを抜歯するべきケース

抜歯が必要な場合

親知らずは生える方向が正常ではない場合や炎症を繰り返す場合に、抜歯が適切な治療方法です。

放置すると症状が悪化する可能性があるため、適切な時期での治療が望ましいとされています。

抜歯の必要性を判断するためには、歯科用CTでの検査が重要です。
CTを使うことで、歯の詳細な位置やあごの骨の状態、周辺組織との関係など、立体的な情報を正確に把握できます。

抜歯すべき最適な時期

親知らずの抜歯は、炎症が落ち着いている時期に行うのが最も安全です。
強い痛みがある場合でも、すぐに抜歯することはできません。
炎症が激しい状態では、麻酔の効果が十分に得られないためです。

まずは歯科医師による親知らずの周辺の清掃と、薬による炎症の治療が必要です。
抗生剤や消炎鎮痛剤を服用することで、炎症を抑えていきます。
症状が落ち着いてから、麻酔をして安全に抜歯を行います。

このように、抜歯には適切なタイミングがあります。
痛みがつらい気持ちはよく分かりますが、安全な治療のために段階を踏んだ処置が大切です。

親知らずを抜歯しなくても良いケース

親知らずが正常に生えており、かみ合わせに問題がない場合は、そのまま残しておくことをお勧めします。
親知らずは手前の奥歯が欠損している場合、ブリッジや入れ歯の土台として活用できるため、むやみに抜歯せず残しておくことが望ましい場合があります。

親知らずの治療方針は、一人ひとりの状態に応じて慎重に判断する必要があります。
必要な場合にだけ抜歯を行い、活用できる歯は残すという考え方が大切です。

親知らずを抜歯するメリット

虫歯や歯周病予防になる

親知らずは口の中でも最も奥に位置しているため、歯ブラシが届きにくい場所です。
そのため親知らずの周辺には食べかすが残りやすく、これが細菌の温床となって虫歯や歯周病の原因になります。

丁寧に歯磨きをしていても、親知らずの部分は十分な清掃が難しいという特徴があります。
残された食べかすは、口腔内の健康に悪影響を及ぼします。

親知らずを抜歯することで、歯磨きがしづらい場所がなくなり、口腔内の衛生状態を保ちやすくなります。
これは長期的な歯の健康維持にもつながります。

口臭の悪化を防げる

親知らずがある場合、歯の表面に歯垢(プラーク)が付着しやすい状態になります。
この歯垢は口腔内の細菌のエサとなり、細菌が増殖することで不快な口臭の原因となります。

歯ブラシで丁寧に磨いても、親知らずの周辺は清掃が行き届きにくいため、歯垢が残りやすい特徴があります。
この状態が続くと、口臭の問題がさらに悪化する可能性があります。

親知らずを抜歯することで、歯垢が溜まりやすい場所をなくすことができます。
その結果、口腔内を清潔に保ちやすくなり、口臭の予防にもつながります。

矯正治療後の歯の後戻りを防ぐ

親知らずが横向きに生えることで前の歯を押し出す力が働きます。
このため、矯正治療の前に親知らずを抜歯しておくことで、整えた歯並びの後戻りを防ぐことができます。

矯正治療で歯並びを整えても、親知らずが残っていると、その圧力で歯が少しずつ動いてしまう可能性があります。
このような歯の移動を防ぐためにも、事前に親知らずを抜歯することをお勧めします。

親知らずの抜歯を適切なタイミングで行うことで、矯正治療の効果を長期的に維持することができます。美しい歯並びを保つために、歯科医師と相談しながら治療計画を立てることが重要です。

親知らずを抜歯するデメリット

痛みや腫れが出ることがある

親知らずの抜歯後は麻酔の効果が切れた後、痛みや腫れが生じることがあります。
一般的にこれらの症状は2〜3日でピークを迎え、その後徐々に改善していきます。

抜歯中は麻酔により痛みを感じることはありませんが、術後の不快感を最小限に抑えるためのケアが重要です。
麻酔の効果が切れる前に痛み止めを服用することで、術後の痛みを和らげることができます。

当院では、術後の痛みや腫れを抑えるために麻酔の最大限の活用、止血効果を高めた縫合などの丁寧な治療を心がけています。

親知らずの抜歯方法について

抜歯の難易度と生え方の違い

まっすぐに生えている親知らずは、通常の歯と同じような方法で抜歯することができます。
生え方や状態によって抜歯の難易度は大きく異なり、特に横向きに生えている場合や骨の中に埋まっている場合は、より複雑な処置が必要となります。

このような複雑な症例では、歯肉を切開したり、骨や歯を削ったりする必要があります。
特に歯の根の形が複雑な場合は、より慎重な治療と時間が必要となります。

また、親知らずの状態や患者さんの健康状態によっては、入院や全身麻酔が必要になることもあります。どのような治療方法が最適かは、術前の検査結果をもとに歯科医師が判断します。

抜歯時の流れ

親知らずの抜歯は以下の手順で進められます。治療の最初のステップとして、レントゲンやCT撮影による詳しい検査を行います。

  1. 事前診査:レントゲンやCT撮影で、歯の状態や位置を詳しく確認します。
  2. 麻酔処置:痛みを感じないように、十分な麻酔を行います。
  3. 歯ぐきの切開:抜歯のため、歯ぐきを切開して歯を露出させます。
  4. 歯の分割:横向きに生えている場合は、歯を数個に分割します。
  5. 抜歯作業:専用の器具を使って、慎重に歯を抜き取ります。
  6. 縫合と止血:歯ぐきを元の位置に戻し、傷口を縫合します。

術後は3日から1週間程度、腫れが残ることがありますが、これは通常の経過の一部です。

親知らずの抜歯後の注意点

抜歯当日の過ごし方

抜歯部分は出血しやすい状態が続くため、血行が良くなる行動は控えめにする必要があります。
具体的には、長時間の入浴や激しい運動は避けましょう。
また、熱いものを食べることやお酒を飲むことも血行を促進するため、控えることをお勧めします。

抜歯後にできる血の塊(血餅)は傷の治癒に重要な役割を果たすため、強いうがいや歯ブラシでの過度な刺激は避ける必要があります。
また、抜歯部分を舌で触ることも血餅を取れやすくなるため注意が必要です。

これらの注意点を守らないと、血餅が外れてドライソケットという骨がむき出しになった状態を引き起こす可能性があります。

腫れや痛みへの対処法

親知らずの抜歯後は2〜3日目が腫れのピークとなり、その後1週間ほどかけて徐々に改善していきます。この期間中、腫れが大きく痛みや熱がある場合は、軽い冷却で対処することができます。

ただし、冷やしすぎは血流を悪くし、傷の治りを遅くする原因となります。
冷却は20分程度を目安に、適度な時間で行うことが大切です。
治癒の過程には個人差があり、症状の程度も人によって異なります。

腫れや痛みが長引く場合や、通常とは異なる症状が出た場合は、すぐに歯科医院を受診しましょう。
早めの対処が重要です。

北新地駅徒歩1分、土日祝日も診療中。
ミライ歯科クリニックは年中無休で患者さま一人ひとりに向き合います。

\ LINEで簡単予約! /

診療を予約する!

※ ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください!

\ 電話でのお問い合わせ /

06-4256-5316

【電話受付時間】月~日 9:00 ~ 18:30
(祝 / 年末年始・夏季休暇期間を除く)

よくある質問

Q&A

  • 家での歯磨きと、予防歯科でのケアってどんな違いがあるんですか?

    予防歯科では、プロの技術や特別な機器を使って、家では落としきれない汚れもキレイにします。早めに問題を見つけることもできるので、安心です。

  • ホワイトニングの効果はどれくらい続くの?

    効果の持続期間は個人差がありますが、平均的には3~6ヶ月程度です。ケアや食生活によっても変わります。

  • 親知らずの抜歯は痛いですか?

    現代の麻酔技術により、手術中の痛みはほとんどありません。

  • インビザラインは痛みを感じますか?

    はい、初めの数日は軽い痛みや違和感を感じることがありますが、多くの人々はすぐに慣れます。

  • 虫歯を放置しているとどうなりますか?

    進行すると歯の神経に到達し、強い痛みを引き起こすことがあります。最終的には歯を失うリスクもあります。

住所

「北新地駅」「西梅田駅」から徒歩1分
「大阪駅」「梅田駅」から徒歩5分

「東梅田駅」徒歩8分/「渡辺橋駅」徒歩8分
「肥後橋駅」徒歩9分/「大江橋駅」徒歩7分

大阪市北区曽根崎新地1-3-16 京富ビル 9階

診療時間
09:00〜18:30

休診日:祝日

北新地駅徒歩1分、土日祝日も診療中。
ミライ歯科クリニックは年中無休で患者さま一人ひとりに向き合います。

\ LINEで簡単予約! /

診療を予約する!

※ ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください!

\ 電話でのお問い合わせ /

06-4256-5316

【電話受付時間】月~日 9:00 ~ 18:30
(祝 / 年末年始・夏季休暇期間を除く)